2021年の最後の現場は、新月伐採のために山に入りました。

従兄弟が目星を付けていた木を数本伐採しました。
自分は撮影していただけですが、従兄弟は手慣れた様子でロープを張ったりチェーンソーを扱ってあっという間に伐採していきました。

倒した木はその場所でそのまま来春まで葉枯らし乾燥させます。

来春、運搬製材が楽しみです。

新月伐採の有効性は賛否両論あるようです。

自然界のあらゆるものは太陽と月の影響を受けていて、
もちろん人間も太陽や月のリズムに影響されている。
植物や木も例外ではない。
そう考えるといつ伐採するかも影響があるのではと思います。

どちらにせよ先ずは自分達で経験しないことには判断しようがありません。
そして新月に伐採する意味があるのか無いの前に
何十年も生きてきた木を切ることに対して感謝を持つこと。
その後一本の材としてより良い状態で大切に扱うという思いを持つこと。
その思いが大前提としてあるかないかが一番大切だと思っています。

2021年の締めくくりとして山に入れたことは個人的に大きな意味があったと感じています。
今年一年、安藤建築に携わって下さった全ての皆様に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
2022年も引き続きよろしくお願い致します。

2021年12月31日