施主様が大切に保管していた一枚板を10枚ほど預かり、ダイニングテーブルや、社員食堂のテーブル、ローテーブル、踏台、飾り棚などを製作しました。


栃の一枚板 
二ヶ所レジン で穴埋め 
栗の一枚板を二枚繋げる仕様
普段から造作家具などは製作しますが、今回のように施主様から支給された材料をこれほど多く使うことは滅多にありません。
割れがあったり、穴が空いていたり、少々薄かったり、材としてみると欠点もありましたが、施主様にとってはどんな立派で高価な一枚板よりも価値のあるモノとなります。
そういった想いと、それぞれの一枚板を最大限活かすにはどうするかを考えながら製作しました。
割れ止めや反り止めをいれたり、穴が空いていた箇所にはレジン(樹脂)を使いました。レジンを扱うのは今回が初めてでした。
冬という事もあり温度管理にはかなり気を使いました。

先ずは板を平準にする 
割れ防止のちぎり 
レジンを流し込む 
レジン硬化後仕上げ 
反り止めの溝掘り 
特注のスチールの反り止め 
鉋で荒仕上げ中
安藤建築では、造り付け家具や、テーブル製作、店舗什器製作なども行なっています。
また、まな板なども製作しています。

朴木の材料ストックがありますので希望のサイズで製作いたします。
お気軽にお問い合わせください。